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諸子百家争鳴 - 中国古典思想の世界 - 孔子/儒教/四書五経/論語/孟子/大学/中庸/荀子/老子/荘子/韓非子/孫子/史記 |
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■当サイトについて 最終更新日:2025/03/30 「中国古典一覧」を改訂 |
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当サイトは、中国古典・漢籍愛好家の管理人が、主に春秋戦国時代に活躍した所謂「諸子百家」の著した思想書の
篇・章ごとに主題と名言成句を列記し、自身の後学に役立てようという趣旨で作成しています。
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ここに掲載した各書の篇目一覧は、既にその原典または訳本を読まれたことのある方に向けたのものであり、
名言名句によるエピソードガイドを目指しています。
そのため、各頁は基本的に読み下し文をメインにし、現代語訳についてはほとんど掲載しておりません。
はじめて触れられる方には、よく分からない語句も多いことと思いますので、是非各訳本をご参看ください。
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諸氏が生涯をかけて琢きに磨いた論説は、人生の規範とするに相応しい至言・箴言の宝庫です。
彼らの思想をより深く知り、また尚古尚友とする為にも、その著書が最良のテキストとなることは間違いないでしょう。
※各所に配置した マークからフリー百科事典「Wikipedia」の該当記事へ移動できます。併せて参照ください。
私は出先での学習用に、『中国古典名言事典』(諸橋轍次/講談社学術文庫)を常に携帯しています。
この事典は約170種もの古典から、4,800にも及ぶ名言名句を収録した漢籍愛好者必携の一冊です。
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『中国古典名言事典』 諸橋轍次/講談社学術文庫 |
厖大な中国の古典のなかから4,800余を精選、簡潔にして分かりやすい解説を付した名言名句集。
どの章句にも古典の英知・達人の知恵・人間のドラマが宿っており、人生の指針にみちている。
激動の時代を生きる現代人が座右に置いて、あらゆる機会に再読・三読すべき画期的な辞典である。 |
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■=春秋時代の諸侯国勢力図(趙・魏・韓は晋) ■=戦国時代の七雄略地図
[春秋戦国時代] 紀元前770年から、紀元前221年 史記年表
・春秋時代 - 紀元前770年(雒邑遷都)から、紀元前403年(三晋分裂)まで 春秋歴史年表 春秋人物列表
・戦国時代 - 紀元前403年(三晋分裂)から、紀元前221年(秦の統一)まで 戦国歴史年表 戦国人物列表
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国号 |
国姓 |
始祖 |
廃帝 |
帝号 |
国都 |
滅亡 |
Wiki |
周 |
姫 |
武王発 |
赧王延(37代) |
王 |
鎬京・雒邑 |
前256 秦 |
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秦 |
嬴姓趙氏 |
始皇帝政 |
秦王子嬰(3代) |
皇帝→王 |
咸陽 |
前207 楚漢 |
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[周代の主な諸侯国] 各国廃主の代数、*印は『「史記」小事典』(徳間文庫)収録の世系表による
国号 |
国姓 |
始祖 |
廃主 |
周爵 |
国都 |
滅亡 |
Wiki |
秦 |
嬴姓趙氏 |
襄公开 |
秦王政(31代) |
伯爵 |
平陽・雍・櫟陽・咸陽 |
前221 統一 |
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呉 |
姫 |
太伯 |
呉王夫差(25代) |
子爵 |
姑蘇 |
前473 越 |
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斉 |
姜姓呂氏 |
太公望(呂尚) |
康公貸(32代) |
侯爵 |
営丘・臨淄 |
前386 田斉 |
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魯 |
姫 |
周公旦 |
頃公讎(34代) |
侯爵 |
魯山・奄城・曲阜 |
前259 楚 |
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燕 |
姫 |
召公奭 |
燕王喜(43代*) |
伯爵 |
薊・襄平 |
前222 秦 |
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蔡 |
姫 |
蔡叔度 |
蔡侯斉(25代) |
侯爵 |
上蔡・新蔡・下蔡 |
前447 楚 |
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曹 |
姫 |
曹叔振鐸 |
曹公伯陽(25代*) |
伯爵 |
陶丘 |
前487 宋 |
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陳 |
嬀 |
胡公満 |
湣公越(24代) |
侯爵 |
宛丘 |
前478 楚 |
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衛 |
姫 |
康叔封 |
衛君角(43代*) |
伯→侯→公
→侯→君 |
朝歌・曹・楚丘
帝丘・野王 |
前209 秦 |
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宋 |
子姓載氏 |
微子啓 |
康王偃(32代*) |
公爵 |
商邱・彭城 |
前286 田斉 |
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晋 |
姫 |
唐叔虞 |
静公倶酒(38代*) |
侯爵 |
唐・曲沃・翼・絳・新絳 |
前376 趙魏韓 |
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楚 |
羋姓熊氏 |
熊繹 |
楚王負芻(41代) |
子爵 |
丹陽・郢・陳・寿春 |
前223 秦 |
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越 |
姒 |
無余 |
越王無彊(?代) |
子爵 |
会稽・琅琊・呉 |
前334 楚 |
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鄭 |
姫 |
桓公友 |
康公乙(25代) |
伯爵 |
鄭・新鄭 |
前375 韓 |
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趙 |
嬴姓趙氏 |
烈侯籍 |
幽穆王遷(10代) |
侯爵 |
中牟・晋陽・邯鄲 |
前228 秦 |
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魏 |
姫姓魏氏 |
文侯斯 |
魏王假(9代) |
侯爵 |
安邑・大梁 |
前225 秦 |
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韓 |
姫姓韓氏 |
景侯虔 |
韓王安(11代) |
侯爵 |
陽翟・新鄭 |
前230 秦 |
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斉(田斉) |
嬀姓田氏 |
太公和 |
斉王建(8代) |
侯爵 |
臨淄 |
前221 秦 |
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※上記表の人名について … 例:魯の国姓は姫、始祖は周公 姫旦、廃公は頃公 姫讎 王・公・侯等は諡号
[周王朝の爵位(周爵)] 
1.公爵 2.侯爵 3.伯爵 4.子爵 5.男爵
[周王朝の諸侯国一覧] 
[春秋十二諸侯] 『史記』十二諸侯年表より 
魯・斉・晋・秦・楚・宋・衛・陳・蔡・曹・鄭・燕・呉
[春秋五覇] 春秋時代、五人の覇者 五伯(斉桓公・晋文公以外は文献によって異なる) 
斉桓公・晋文公・宋襄公・秦穆公・楚荘王・呉王闔閭(闔廬)・呉王夫差・越王勾践(句践)など
・『孟子』告子下(趙岐注) - 斉桓公・晋文公・宋襄公・秦穆公・楚荘王
・『荀子』王覇 - 斉桓公・晋文公・楚荘王・呉王闔閭・越王勾践
[戦国七雄] 戦国時代、七つの大国(「七雄」から秦を除いたものが「六国」) 
秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓(末期の勢力順)
[『呂氏春秋』の九州と旧諸侯国の位置] 
1.豫州(周) 2.冀州(晋) 3.兗州(衛) 4.青州(斉) 5.徐州(魯) 6.揚州(越) 7.荊州(楚) 8.雍州(秦) 9.幽州(燕)
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・天下は帰を同じくして塗(みち)を殊(こと)にし、致を一にして慮を百にす。『易経』繫辞下伝
・天下の方術を治むる者は多し。皆其の有を以て加うべからずと為す。 哀しいかな、百家往きて反らず、必ず合せず。『荘子』天下
・今、諸侯は政を異にし、百家は説を異にす。則ち必ず或るものは是にして或るものは非、或るものは治にして或るものは乱なり。
『荀子』解蔽
・冰炭は器を同じくして久しからず、寒暑は時を兼ねて至らず、雑反の学は両立して治まらず。『韓非子』顕学
[諸子百家の分類] 
・儒家 - 孔丘・顔回・閔損・冉耕・冉雍・宰予・端木賜・冉求・仲由・言偃・卜商 - 孔門十哲 
・顓孫師・有若・澹台滅明・商瞿・曾参・孔伋・孟軻・荀況 - 孔門七十子 
・道家 - 李耳・尹喜・庚桑楚・列禦寇・楊朱・荘周・彭蒙・接予・季真・環淵・(慎到)・田駢・鶡冠子 
・陰陽家 - 鄒衍・鄒奭 
・法家 - 管夷吾・公孫僑・李克・(呉起)・商鞅・申不害・慎到・(田駢)・韓非・李斯 
・名家 - 鄧析・(宋銒)・尹文・恵施・公孫龍・児説・田巴 
・墨家 - 墨翟・禽滑釐・孟勝・田襄子・宋銒 
・縦横家 - 鬼谷子・蘇秦・蘇代・蘇厲・張儀・公孫衍・陳軫・龐煖 
・雑家 - 尸佼・呂不韋 
・農家 - 許行・陳相 
・小説家 
・兵家 - 呂尚・司馬穰苴・孫武・呉起・孫臏・(龐煖)・尉繚 
[生国別]
・周(東周) - 蘇秦・蘇代・蘇厲
・呉 - 言偃
・斉 - 管夷吾・晏嬰・司馬穰苴・孫武・孫臏・淳于髠・彭蒙・尹文・田駢・接予・季真・田巴・鄒衍・鄒奭・魯仲連
・魯 - 孔丘・顔回・閔損・冉耕・冉雍・宰予・冉求・仲由・有若・澹台滅明・商瞿・曾参・孔伋・左丘明
・鄒 - 孟軻
・宋 - 宋銒・荘周・恵施・児説
・鄭 - 公孫僑・鄧析・申不害・列禦寇
・陳 - 顓孫師
・衛 - 端木賜・卜商・呉起・商鞅・楊朱・呂不韋
・趙 - 慎到・公孫龍・荀況・龐煖
・魏 - 段干木・田子方・禽滑釐・張儀・公孫衍・尉繚
・韓 - 韓非
・秦 - 尹喜
・楚 - 李耳・庚桑楚・環淵・許行・陳軫・鶡冠子・李斯
・不詳 - 墨翟・孟勝・田襄子・告不害・尸佼・王鬥・徐劫・鬼谷子
[稷下の学士] - 斉の国都臨淄の稷門の下に集った学者たち 
鄒衍・淳于髠・田駢・接予・慎到・環淵 … 斉宣王のとき特に著名だった6名(『史記』田敬仲完世家)
鄒奭・孫臏・孟軻・告不害・彭蒙・宋鈃・尹文・季真・王鬥・田巴・徐劫・公孫龍・児説・魯仲連・荀況など
... [儒家] 
・孔丘(こうきゅう) 至聖 
孔子。字は仲尼。魯の人。儒家の始祖。貧賤の出であったがよく礼学を修め、門弟とともに諸国を教化して巡った。
・顔回(がんかい) 復聖・十哲 
顔淵。字は子淵。魯の人。陋巷に住み、箪食瓢飲して身を修めたという。孔子に後継者として嘱望されるも早世した。
・閔損(びんそん) 十哲 
字は子騫。魯の人。二十四孝のひとり。徳行の士で孝道に優れる。暴君奸臣に仕えるのを善しとせず、清廉を貫いた。
・冉耕(ぜんこう) 十哲 
字は伯牛。魯の人。徳行の士として知られたが、重い病に倒れる。孔子が見舞って、その運命を嘆いたという。
・冉雍(ぜんよう) 十哲 
字は仲弓。魯の人。孔子に「南面せしむべし」と称えられた人格者。卑賤階級の出身であり、身分が低かった。
・宰予(さいよ) 十哲 
字は子我。魯の人。実利を重視し徳を軽視して訓戒される。斉の臨淄の長官となるが、田常の乱に加担し刑戮された。
・端木賜(たんぼく・し) 十哲 
字は子貢・子贛。衛の人。言論弁舌に優れ、魯・衛の宰相を歴任。門下で最も栄達して富み、一門の財政を援助する。
・冉求(ぜんきゅう) 十哲 
字は子有。魯の人。消極的な性格だったが、孔子は「千戸の邑の長官、百乗の家の大夫にも仕えさせられる」と評した。
・仲由(ちゅうゆう) 十哲 
子路・季路。魯の人。武勇を好み、いささか軽率であったが実直で慕われた。衛で仕官するも内乱に巻き込まれ死す。
・言偃(げんえん) 十哲 
字は子游。呉の人。学識を称えられ、南方夫子と呼ばれた。魯の武城の長官を勤め、礼楽を以て民を教化したという。
・卜商(ぼくしょう) 十哲 
字は子夏。衛の人。六経に通じ学問に優れる。魏に招かれ文侯の学師となる。門下には李克・呉起・西門豹らがいた。
・顓孫師(せんそん・し) 十二哲 
字は子張。陳の人。才知と容姿に優れていた。「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし」の「過」と評された人物。
・有若(ゆうじゃく) 
字は子有。魯の人。孔子の死後、容貌が似ていたため後継者に担がれた。彼を推した門弟には師と仰がれたという。
・澹台滅明(たんだい・めつめい) 
字は子羽。魯の人。容貌は醜かったが、品行方正で弟子は数百人、その名は諸侯にも知られていた賢人。
・商瞿(しょうく) 
字は子木。魯の人。殷(商)の子孫 孔子に『易』を伝授される。『易』を攻究し、多くの典籍を保護し後代に伝えた。
・曾参(そうしん) 宗聖 
曾子。字は子與。二十四孝のひとり。孝行の道に秀で、『孝経』や『大学』を著したとされる。生涯魯で教育にあたった。
・孔伋(こうきゅう) 述聖 
字は子思。孔鯉の子で孔子の孫。曾子に教えを受け、儒学の道を究めた。『子思子』(含『中庸』)を著したと伝わる。
・孟軻(もうか) 亜聖 
孟子。字は子輿または子車。鄒の人。子思の門人に学び、「仁義王道」「性善説」「四端説」を主張して各国を遊説した。
・荀況(じゅんきょう) 
荀子・孫卿。趙の人。斉で稷下の学の祭酒を三度務め、次いで楚の春申君に仕えて蘭陵の令となる。韓非・李斯らの師。
・孔門七十子 - 孔子の弟子 七十余人の一覧(『史記』仲尼弟子列伝・『孔子家語』七十二弟子解より) 
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・至聖 - 孔丘
・四配(四聖) - 復聖顔回・宗聖曾参・述聖孔伋・亜聖孟軻 
・孔門十哲 - 徳行:顔回・閔損・冉耕・冉雍、言語:宰予・端木賜、政事:冉求・仲由、文学:言偃・卜商 
・十二哲(孔廟大成殿) - 閔損・冉雍・端木賜・仲由・卜商・有若・冉耕・宰予・冉求・言偃・顓孫師・朱熹 
[道家] 
・李耳(りじ) 
老子・老聃・太上老君。字は聃または伯陽。楚の人。周の衰退をみて官を辞し国を去り、『老子道徳経』を著したという。
・尹喜(いんき) 
関尹子・無上真人。秦の人。函谷関の長官で、西方へ向かう老子に請い、書を授かる。後に再会し共に遊歴したと伝わる。
・庚桑楚(こうそう・そ) 
亢倉子・洞霊真人。楚の人。老子の弟子で、その道を偏得した。畏塁の山に隠棲するが、土民に聖人と崇められ困惑する。
・列禦寇(れつ・ぎょこう) 
列子。冲虚真人。鄭の人。黄老思想にもとづき、無為自然を重んじ、他人と競わず、よくその身を修めたという有道の逸士。
・楊朱(ようしゅ) 
楊子。字は子居。衛の人。人間の欲望を肯定する「為我説」を主張して儒家や墨家に対抗。「一毛不抜」の故事で知られる。
・荘周(そうしゅう) 
荘子。字は子休。宋の人。「無用の用」「万物斉同」の思想で知られる。栄達を求めず、無為自然を体現し自由の境地に遊ぶ。
・彭蒙(ほうもう) 
斉の人。斉宣王のときに稷下の学士となり、宋銒・尹文・公孫龍らとともに学んだという。慎到と田駢は彭蒙に師事した。
・接予(せつよ) 
斉の人。斉宣王のとき環淵・慎到・田駢らと稷下の学士となる。皆、上大夫を賜り、治めずして議論することを許された。
・季真(きしん)
斉の人。稷下の学士。接予と並ぶ賢人で、道のはたらきを司る者を「為す莫き(無為)」と形容した。(『荘子』則陽篇)
・環淵(かんえん) 
楚の人。稷下の学士。斉の上大夫となり大いに盛名を馳せたという。一説に老子の弟子関尹(尹喜)と同人物だともいう。
・田駢(でんべん) 
斉の人。稷下の学士。弁舌に巧みで「天口駢」と呼ばれた。斉宣王に「訾養千鍾、徒百人」(『戦国策』)と厚遇される。
・鶡冠子(かつかんし) 
楚の人。隠者。冠に鶡(キジ科)の羽を挿していた。その説くところは道家に止まらず、法や兵法にも及ぶ。龐煖の師。
[陰陽家] 
・鄒衍(すうえん) 
騶衍。斉の人。陰陽・五行思想の祖。陰陽二元の消長変化を感得して、時代の寵児となる。各国を歴遊し礼遇された。
・鄒奭(すうせき) 
騶奭。斉の人。鄒衍の学説を採り書を綴った。文章に巧みで「雕龍奭(ちょうりょう)=竜文を雕(きざ)む奭」と評される。
[法家] 
・管夷吾(かん・いご) 
管仲。字は仲。斉の人。鮑叔と「管鮑の交わり」を結び、斉の桓公を補佐して春秋時代初の覇者に押し上げた賢相。
・公孫僑(こうそん・きょう) 
子産。姫姓公孫氏または国氏。字は子産。鄭の公族で宰相。史上初の成文法を制定し、善政を行ない慕われた。
・李克(りこく) 
李悝。魏の文侯に仕えた宰相。変法により魏を強国とする。この法改革は商鞅らに多大な影響をあたえた。子夏の門下生。
・公孫鞅(こうそん・おう) 
商鞅。姫姓公孫氏。衛の公子。秦の孝公に仕え、変法を断行して国を富強にするも、反勢力により車裂きの刑に処せられた。
・申不害(しん・ふがい) 
申子。鄭の人。黄老思想を基に刑名・法術の学を説く。韓の昭侯に仕え、宰相として富強に努め、他国の侵攻から遠ざける。
・慎到(しんとう) 
慎子。趙の人。稷下の学士。彼の説いた「勢」の思想は、商鞅の「法」、申不害の「術」とともに韓非子へ継承された。
・韓非(かんぴ) 
韓の公子。荀子の弟子。先達の学を統合し、法家思想を大成した。秦王政に強引に招かれるも李斯らの讒言により獄死する。
・李斯(りし) 
楚の人。韓非とともに荀子に学び、秦の始皇帝に仕えて丞相となる。二世皇帝の即位後、趙高の讒言により三族刑戮された。
[名家] 
・鄧析(とうせき) 
鄭の臣。詭弁家で、宰相であった子産の法治に反対し、民衆に訴訟に勝つ弁論術を説いた為に刑戮されたという。
・尹文(いんぶん) 
尹文子。斉の人。稷下の学士の一人であり、和合と非戦を説き、宋銒とともに宋尹学派と称される。
・恵施(けいし) 
恵子。宋の人。修辞弁舌に優れ、魏の宰相を務めたが、張儀の連衡策に反対して失脚。 荘子の好敵手としても有名。
・公孫龍(こうそん・りゅう/りょう) 
字は子秉。趙の人。趙の平原君の食客。稷下の学士で、「白馬非馬」や「堅白同異」などの詭弁的論説で知られる。
・児説(げいえつ) 
宋の人。「白馬非馬論」で稷下の学士を屈服させたが、関所では白馬のために馬の通行税を取られる。(『韓非子』外儲説)
・田巴(でんぱ) 
斉の人。稷下の学士。五帝・三王・五覇を謗り、一日にして千人を服従させたが、若き魯仲連に諭され終身談じないと誓う。
[墨家] 
・墨翟(ぼくてき) 
墨子。墨家の祖。出自は不詳 兼愛・非攻・節用などの思想で知られる。一時は儒家と二分するほどの勢力を誇った。
・禽滑釐(きん・かつり) 
禽子。魏の人。墨子の跡を継ぎ鉅子(指導者)となる。墨家の狂信的団結は彼の功績という。元は子夏の弟子ともいう。
・孟勝(もうしょう) 
墨家の三代目鉅子。楚の陽城君の采邑を守りきれなかった責任を取り、宋の田襄子を鉅子に指名して集団自決した。
・田襄子(でんじょうし)
楚の防衛戦に失敗した孟勝ら墨者180人が自決。当時宋にいた田襄子は後事を託され、四代目の鉅子となる。
・宋銒(そうけい) 
宋牼。宋栄子。宋の人。稷下の学士。墨子学派の非戦論者で、尹文とともに宋尹学派と称される。 名家にも分類。
[縦横家] 
・鬼谷子(きこくし) 
鬼谷は地名であり、一説に名は王詡。蘇秦・張儀の師で、合従・連衡策を授けた。また龐涓と孫臏も門下生だという。
・蘇秦(そしん) 
字は季子。東周洛陽の人。揣摩の術を用いて強国秦に対抗する合従策を六国に説いて巡り、同盟国の宰相を兼務する。
・蘇代(そだい) 
蘇秦の弟。兄の栄達をみて遊説術を学ぶ。蘇秦の地盤を引き継いで燕に仕え、斉ほか列国を説いて合従策を推し進める。
・蘇厲(それい) 
兄蘇代と行動をともにする。周君の要請で秦将白起の侵攻を止まらせるなど、二人の活躍で合従論者はより重んじられた。
・張儀(ちょうぎ) 
魏の人。同門蘇秦の成功に発奮し秦に仕える。秦と六国の同盟による連衡策を説いて遊説し、合従論者を破った傾危之士。
・公孫衍(こうそん・えん) 
犀首(さいしゅ)。魏の人。張儀と反りが合わず合従策で対抗する。魏をはじめ、燕・趙・斉・秦の宰相を歴任した。
・陳軫(ちんしん) 
秦の恵文王に仕えたが、張儀との権力争いに敗れ楚に奔る。楚懐王の元で外交に活躍。「蛇足」の故事でも知られる。
・龐煖(ほうけん) 
趙の人。鶡冠子の弟子。文武に優れ、趙に仕え悼襄王のとき四国合従軍を率い、秦を苦しめた。兵家にも分類される。
[雑家] 
・尸佼(しこう) 
尸子。商鞅の食客であったが、連座して誅されるのを恐れ蜀の地に逃れたという。『尸子』20篇は雑家に分類される。
・呂不韋(りょ・ふい) 
衛の人。豪商の子として生まれ、秦の荘襄王の擁立に貢献。丞相となり始皇帝に仲父と尊称された。『呂氏春秋』の編者。
[農家] 
・許行(きょこう) 
楚の人。神農氏の道を学び、上下の区別無く勤労の重要性を説いた。一派は粗末な身なりで、草鞋や筵を売って暮らす。
・陳相(ちんしょう)
元儒者。滕文公の評判を聞き、弟と宋から滕に移り住む。そこで許行に出会い師事。農家の説をもって孟子と議論した。
[小説家] 
故事や説話の類を文言で記した人々。後代の口語による白話小説とは異なる。兵家を除く小説家までを「十家」と呼ぶ。
[兵家] 
・呂尚(りょしょう) 
太公望・師尚父。姜姓呂氏。字は子牙。斉の始祖。周文王・武王を補佐し殷を滅ぼす。『六韜』『三略』の著者とされる。
・司馬穰苴(しば・じょうしょ) 
嬀姓田氏。名は穰苴。斉の人。晏嬰の推挙で斉景公に仕え、功を揚げ大司馬となる。『司馬法』を著したという。
・孫武(そんぶ) 
孫子。斉の人。呉王闔閭に仕え将軍となる。伍子胥らとともに富強に努め、楚を破り中原を圧するなど呉の覇業に貢献。
・呉起(ごき) 
呉子。衛の人。曾子に破門され魯・魏・楚に仕官し、楚悼王の宰相となる。悼王の死後、急進的改革を怨まれ暗殺された。
・孫臏(そんぴん) 
斉孫子。魏で同門龐涓に謀られ臏刑(脚切)に遭うも、斉の将軍となり復讐を遂げた。1972年『孫臏兵法』が発見される。
・尉繚(うつりょう) 
魏の人。秦王政(始皇帝)に合従策の攪乱を進言し、厚遇され将軍となる。また王の惨忍性を見抜く人物評を行なった。
[その他]
・左丘明(さ・きゅうめい/さきゅう・めい) 
姓は左または左丘。魯の人。魯の史官で六経のひとつ『春秋』に注した『春秋左氏伝』や『国語』を著したという。
・段干木(だんかん・ぼく) 
魏の人。子夏の弟子で魏文侯に崇敬されたが、仕官を避けて暮らす。また段干氏は老子の子孫ともいわれる。
・田子方(でん・しほう) 
名は無択、字は子方。魏の人。子夏の弟子で魏文侯の学師。儒から道へ、その学統は荘子に受け継がれたという。
・淳于髠(じゅんう・こん) 
斉の人。滑稽多弁・博覧強記で、稷下の学士の長的存在だった。斉威王を諌め、奮い立たせたことでも知られる。
・告不害(こく・ふがい) 
告子。孟子の論敵。「性善説」を批判して、人間の本性は善とも悪とも言えず、導き方で善悪が定まると主張した。
・王鬥(おうとう)
王斗。斉宣王と桓公の時代を比べ、好馬・好狗・好酒は同じくあるが、ただ好士がいないとして、賢士の登用を直諫した。
・徐劫(じょきょ)
一説に儒家。稷下の学士のひとり。魯仲連の少年時代の学師で、「勢数の学」を授けたという。
・魯仲連(ろ・ちゅうれん) 
斉の人。清廉高潔の士であり、諸国を遊歴した。趙や斉の危機を救うなど、爵禄を求めず紛争の解決にあたる。
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書名/著者(伝)・編者・撰者/巻篇章数/字数/ Wikipedia/ 原文テキスト/ 訳本
四部分類・四庫分類に準拠 1 経部・2 史部・3 子部・4 集部
■経書 - 儒家経典 
[六経] 
・『易』・『書』・『詩』・『礼』・『楽』(散佚)・『春秋』
[五経(『五経正義』以後)] 
・『易経(周易)』 - 伏羲(神代)・周文王(周)・周公旦(周)・孔丘(春秋) 2巻 64卦384爻10伝 24,107字 
・『書経(尚書)』 - 孔丘(春秋) 20巻 58篇 25,700字 
・『詩経(毛詩)』 - 孔丘(春秋)・卜商(春秋・戦国)・毛亨(漢)・毛萇(漢) 305篇 39,234字 
・『礼記(小戴礼記)』 - 戴聖(漢) 49篇 99,010字(含『中庸』『大学』) 
・『春秋左氏伝(左伝)』 - 左丘明(春秋) 30巻 196,845字 
[四書] (朱熹四書集注 ) 
・『論語』 - 孔子門弟(春秋・戦国) 10巻 20篇 11,705字 (何晏集解 朱熹集注 ) 
・『孟子』 - 孟軻(戦国) 14巻 7篇 34,685字 (趙岐章句 朱熹集注 ) 
・『大学』 - 曾参(春秋・戦国) 1巻 6章 1,753字(元『礼記』第42篇) (朱熹大学章句 ) 
・『中庸』 - 孔伋(春秋・戦国) 1巻 19章 3,568字(元『礼記』第31篇) (朱熹中庸章句 ) 
(以上『四書五経』、合計431,286字)
[十三経(含『五経』・『論語』・『孟子』)] 
・『周礼(周官)』 - 周公旦(周)・劉歆(漢・新) 6篇 45,806字 
・『儀礼』 - 周公旦(周)・孔丘(春秋)・高堂生(漢) 17篇 56,624字 
・『春秋公羊伝』 - 公羊高(戦国) 11巻 44,075字 
・『春秋穀梁伝』 - 穀梁赤(戦国) 12巻 41,512字 
・『孝経』 - 曾参(春秋・戦国) 1巻 18章 1,903字(今文) 今文孝経 古文孝経 
・『爾雅』 - 周公旦(周) 3巻 19篇 
・五経 - 『易』 ・『書』 ・『詩』 ・『礼』 ・『春秋』 
・六経 - 『易』 ・『書』 ・『詩』 ・『礼』 ・『楽』(散佚) ・『春秋』 
・七経 - 『易』 ・『書』 ・『詩』 ・『礼』 ・『春秋』・『論語』・『孝経』(諸説あり) 
・九経 - 『易』 ・『書』 ・『詩』 ・『三礼』 ・『春秋三伝』(諸説あり) 
・十三経 - 『易』 ・『書』 ・『詩』 ・『三礼』・『春秋三伝』・『論語』・『孝経』・『爾雅』・『孟子』 
・三礼 - 『周礼』 ・『儀礼』 ・『礼記』 
・春秋三伝 - 『春秋左氏伝』・『春秋公羊伝』・『春秋穀梁伝』 
・四書 - 『論語』・『孟子』・『大学』・『中庸』 
■経部 - 儒家経典・経書注解・字書等 
[易類]
・『易経(周易)』 - 伏羲(神代)・周文王(周)・周公旦(周)・孔丘(春秋) 2巻 64卦384爻10伝 24,107字 
[書類]
・『書経(尚書)』 - 孔丘(春秋) 20巻 58篇 25,700字 
・『偽古文尚書』 - 梅賾(東晋) 偽作25篇 
・『尚書古文疏証』 - 閻若璩(清) 8巻 
[詩類]
・『詩経(毛詩)』 - 孔丘(春秋)・卜商(春秋・戦国)・毛亨(漢)・毛萇(漢) 305篇 39,234字 
・『韓詩外伝』 - 韓嬰(漢) 10巻 
[礼類]
・『周礼(周官)』 - 周公旦(周)・劉歆(漢・新) 6篇 45,806字 
・『儀礼』 - 周公旦(周)・孔丘(春秋)・高堂生(漢) 17篇 56,624字 
・『礼記(小戴礼記)』 - 戴聖(漢) 49篇 99,010字(含『中庸』『大学』) 
・『大戴礼記』 - 戴徳(漢) 13巻 40篇 
[春秋類]
・『春秋左氏伝(左伝)』 - 左丘明(春秋) 30巻 196,845字 
・『春秋公羊伝』 - 公羊高(戦国) 11巻 44,075字 
・『春秋穀梁伝』 - 穀梁赤(戦国) 12巻 41,512字 
・『春秋繁露』 - 董仲舒(漢) 17巻 82篇 
[孝経類]
・『今文孝経』 - 曾参(春秋・戦国) 1巻 18章 1,903字 
・『古文孝経』 - 曾参(春秋・戦国) 1巻 22章 1,872字 
[五経総義類]
[四書類]
・『論語』 - 孔子門弟(春秋・戦国) 10巻 20篇 11,705字 (何晏集解 朱熹集注 ) 
・『孟子』 - 孟軻(戦国) 14巻 7篇 34,685字 (趙岐章句 朱熹集注 ) 
・『大学』 - 曾参(春秋・戦国) 1巻 6章 1,753字(元『礼記』第42篇) (朱熹大学章句 ) 
・『中庸』 - 孔伋(春秋・戦国) 1巻 19章 3,568字(元『礼記』第31篇) (朱熹中庸章句 ) 
[楽類]
・『楽書』 - 陳暘(北宋) 200巻 
[小学類] 言語学・訓詁・字書など 
・『爾雅』 - 周公旦(周) 3巻 19篇 
・『方言(輶軒使者絶代語釈別国方言)』 - 揚雄(漢) 13巻 
・『釈名』 - 劉熙(後漢) 8巻 27篇 
・『説文解字』 - 許慎(後漢) 15巻 540部 9,353字収録 
・『玉篇』 - 顧野王(南朝梁) 30巻 542部 16,917字収録 
・『康熙字典』 - 張玉書(清)・陳廷敬(清)他 12集 42巻 47,035字収録 
■史部 - 歴史・地理・伝記・政書・詔令・法律・史評等 
[正史類] 二十四史・二十六史 紀伝体 
・1 『史記(太史公書)』 - 司馬遷(漢) 130巻 12本紀10表8書30世家70列伝 526,500字 
・2 『漢書』 - 班固(後漢)・班昭(後漢) 100巻 12本紀8表10志70列伝 
・3 『後漢書』 - 范曄(南朝宋) 120巻 10本紀80列伝30志 
・4 『三国志』 - 陳寿(西晋) 65巻 30魏志20呉志15蜀志 
・5 『晋書』 - 房玄齢(唐)・李延寿(唐)他 130巻 10帝紀20志70列伝30載記 
・6 『宋書』 - 沈約(斉)他 100巻 10本紀60列伝30志 
・7 『南斉書(斉書)』 - 蕭子顕(南朝梁) 59巻 8本紀11志40列伝 
・8 『梁書』 - 姚思廉(唐) 56巻 6本紀56列伝 
・9 『陳書』 - 姚思廉(唐) 36巻 6本紀6巻30列伝 
・10 『魏書』 - 魏収(北斉) 114巻 14本紀14巻96列伝20志 
・11 『北斉書(斉書)』 - 李百薬(唐) 50巻 8本紀42列伝 
・12 『周書』 - 令狐徳棻(唐)他 50巻 8帝紀42列伝 
・13 『隋書』 - 魏徴(唐)・長孫無忌(唐) 85巻 5本紀30志50列伝 
・14 『南史』 - 李延寿(唐) 80巻 10本紀70列伝 
・15 『北史』 - 李延寿(唐) 100巻 12本紀88列伝 
・16 『旧唐書(唐書)』 - 劉昫(後晋)他 200巻 20本紀150列伝30志 
・17 『新唐書(唐書)』 - 欧陽脩(北宋)・宋祁(北宋)他 225巻 10本紀50志15表150列伝 
・18 『旧五代史(梁唐晋漢周書)』 - 薛居正(北宋)他 150巻 24梁書50唐書24晉書11漢書22周書12志 
・19 『新五代史(五代史記)』 - 欧陽脩(北宋) 74巻 12本紀45列伝3考11世家及年譜3四夷附録 
・20 『宋史』 - 脱脱(元)他 496巻 47本紀162志32表255列伝 
・21 『遼史』 - 脱脱(元)他 116巻 30本紀32志8表45列伝1国語解 
・22 『金史』 - 脱脱(元)他 135巻 19本紀39志4表71列伝 
・23 『元史』 - 宋濂(明)・高啓(明)他 210巻 47本紀8表58志97列伝 
・24 『明史』 - 張廷玉(清)他 332巻 24本紀220列伝13表75志4目録 
・25 『新元史』 - 柯劭忞(清・民国)他 257巻 26本紀7表70志154列伝 
・26 『清史稿』 - 趙爾巽(清・民国)他 536巻 25本紀142志53表316列伝 
[編年類] 編年体 
・『竹書紀年(汲冢紀年)』(散佚) - 不詳(戦国) (汲冢書) 
・『漢紀(前漢紀)』 - 荀悦(後漢) 30巻 
・『資治通鑑』 - 司馬光(北宋)他 294巻 
・『続資治通鑑』 - 畢沅(清)他 220巻 
[紀事本末類] 紀事本末体 
・『通鑑紀事本末』 - 袁枢(南宋) 42卷 
[別史類]
・『逸周書』(散佚) - 不詳(春秋) 70篇 (汲冢書)
・『東観漢記』(散佚) - 班固(後漢)・劉珍(後漢)・蔡邕(後漢)他 143巻 (輯佚書) 
・『十八史略』 - 曾先之(元) 2巻 
・『元朝秘史(蒙古秘史)』 - 不詳(13世紀頃) 12巻 
[雜史類]
・『国語(春秋外伝)』 - 左丘明(春秋) 21巻 約92,500字 
・『戦国策』 - 劉向(漢) 33篇 約120,000字 
・『貞観政要』 - 呉兢(唐) 10巻 40篇 
[詔令奏議類] 詔令・上奏文
・『両漢詔令』 - 林虙(北宋) 23巻 
[伝記類]
・『晏子春秋』 - 晏嬰(春秋) 8篇 
・『列女伝』 - 劉向(漢) 8巻 
・『高士伝』 - 皇甫謐(西晋) 3巻 
・『宋名臣言行録』 - 朱熹(南宋)・李幼武(南宋) 24巻 
・『全相二十四孝詩選』 - 郭居敬(元) 24首 
[史抄類]
[載記類] 中原以外の列国・僭王など 
・『越絶書』 - 端木賜(春秋・戦国)・袁康(後漢)・呉平(後漢) 15巻19篇 
・『呉越春秋』 - 趙曄(後漢) 10巻 
・『華陽国志』 - 常璩(東晋) 12巻 
[時令類] 年中行事・歳時記
[地理類] 郡県・河渠・辺防・山水・遊記・外紀など
・『水経注』 - 酈道元(北魏) 40巻 
・『洛陽伽藍記』 - 楊衒之(東魏) 5巻 
・『大唐西域記』 - 玄奘(唐)・弁機(唐) 12巻 
[職官類] 官制・官箴
[政書類] 政事・典礼・法令・統計・軍政・工芸・建築など
・『通典』 - 杜佑(唐) 200巻 
[目録類] 図書目録・金石
・『別録』(散佚) - 劉向(漢)・劉歆(漢) 20巻 (輯佚書)
・『七略』(散佚) - 劉歆(漢) 7巻 (輯佚書)
[史評類]
・『史通』 - 劉知幾(唐) 20巻 52篇 
■子部 - 諸子百家・思想・宗教・天文・暦法・数学・占卜・医学・農学・兵法・芸術・類書等 
[儒家類]
・『荀子(孫卿新書)』 - 荀況(戦国) 20巻 32篇 約90,800字 
・『孔叢子(含『小爾雅』)』 - 孔鮒(戦国・秦) 23篇 
・『新語』 - 陸賈(漢) 12篇 
・『新書』 - 賈誼(漢) 10巻 56篇 
・『塩鉄論』 - 桓寛(漢) 10巻 60篇 
・『孔子家語』 - 孔安国(漢)・王粛(魏) 10巻 
・『新序』 - 劉向(漢) 10巻 
・『説苑』 - 劉向(漢) 20巻 
・『法言』 - 揚雄(漢・新) 13巻 13篇 
・『潜夫論』 - 王符(後漢) 10巻 36篇 
・『太極図説』 - 周敦頤(北宋) 1巻 1図 249字 
・『近思録』 - 朱熹(南宋)・呂祖謙(南宋) 14巻 14章 
・『小学』 - 朱熹(南宋)・劉清之(南宋) 6巻 2篇 
・『朱子語類』 - 朱熹(南宋)・黎靖徳(南宋) 140巻 
・『伝習録』 - 王守仁(明)・徐愛(明)・陸澄(明)・薛侃(明) 3巻 
・『呻吟語』 - 呂坤(明) 6巻 17章 
[兵家類] 武経七書 
・『孫子(孫子兵法)』 - 孫武(春秋) 1巻 13篇 約5,790字 (十一家注 ) 
・『呉子』 - 呉起(戦国) 1巻 6篇 
・『六韜』 - 呂尚(周) 6巻 60篇 
・『三略』 - 呂尚(周)・黄石公(戦国・秦) 3篇 
・『司馬法』 - 司馬穰苴(春秋) 5篇 
・『尉繚子』 - 尉繚(戦国・秦) 5巻 24篇 
・『李衛公問対』 - 李靖(唐)・阮逸(唐) 3篇 
・『孫臏兵法(斉孫子)』 - 孫臏(戦国) 30篇 
[法家類]
・『管子』 - 管夷吾(春秋) 24巻 76篇 
・『商君書(商子)』 - 公孫鞅(戦国) 26篇 
・『韓非子』 - 韓非(戦国) 20巻 55篇 106,131字 
[農家類]
・『神農』(散佚) - 神農(神代) 20篇 (輯佚書)
・『氾勝之書』(散佚) - 氾勝之(漢) 8篇 (輯佚書)
・『斉民要術』 - 賈思勰(北魏) 10巻 92篇 
[医家類]
・『黄帝内経』(散佚) - 不詳(漢)・王冰(唐) 18巻 (輯佚書) 
・『神農本草経』(散佚) - 神農(神代)・陶弘景(南朝) 3巻 (輯佚書) 
・『本草綱目』 - 李時珍(明) 52巻 
[天文算法類] 天文・暦法・数学
・『九章算術』 - 不詳(漢) 9章 246問 
[術数類] 卜占・命相・陰陽五行 
・『太玄経』 - 揚雄(漢・新) 10巻 81首 
[芸術類] 書史・書画・篆刻・琴譜など
・『歴代名画記』 - 張彦遠(唐) 10巻 
[譜録類] 器物・飲食・草木・鳥獣虫魚など
・『茶経』 - 陸羽(唐) 3巻 10章 
[雑家類] 諸子百家としての雑家だけではなく、墨家・名家・縦横家等の諸家も収録
・『墨子』 - 墨翟(春秋・戦国) 15巻 53篇 76,516字 
・『公孫龍子』 - 公孫龍(戦国) 6篇 
・『鬼谷子』 - 鬼谷子(戦国) 3卷 
・『鶡冠子』 - 鶡冠子(戦国) 3巻 19篇 
・『呂氏春秋(呂覧)』 - 呂不韋(戦国・秦) 26巻 12紀8覧6論160篇 
・『淮南子(淮南鴻烈)』 - 劉安(漢) 21篇 130,840字 
・『白虎通義(白虎通徳論)』 - 班固(後漢) 10巻 43篇 
・『風俗通義』 - 応劭(後漢) 31巻 
・『論衡』 - 王充(後漢) 30巻 85篇 
・『顔氏家訓』 - 顔之推(北斉) 7巻 
・『菜根譚』 - 洪応明(明) 2巻 357条 
・『群書治要』(散佚) - 魏徴(唐)他 50巻 (日本佚存書) 
[類書類] 事典・彙考・叢書など 
・『蒙求』 - 李瀚(唐) 596句 2,384字 
・『芸文類聚』 - 欧陽詢(唐)他 100巻 
・『初学記』 - 徐堅(唐)他 30巻 
・『太平御覧』 - 李昉(北宋)・徐鉉(北宋)他 1,000巻 
・『冊府元亀』 - 王欽若(北宋)・楊億(北宋)他 1,000巻 
・『玉海』 - 王応麟(南宋) 200巻 
・『三才図会』 - 王圻(明) 106巻 
・『永楽大典』(散佚) - 永楽帝(明) 22,877巻 目録60巻 11,095冊 約3億7千万字 (残巻)
・『古今図書集成』 - 陳夢雷(清)・蒋廷錫(清)他 10,000巻 
[小説家類] 文言小説 
・『山海経』 - 禹(夏)・伯益(夏) 18巻 
・『穆天子伝(周王遊行)』 - 不詳(周) 6巻 (汲冢書)
・『博物志』 - 張華(西晋) 10巻 
・『捜神記』 - 干宝(東晋) 30巻 
・『世説新語』 - 劉義慶(南朝宋) 3巻 36篇 約79,000字 
・『太平広記』 - 李昉(北宋)他 500巻 
・『聊斎志異』 - 蒲松齢(清) 12巻 494篇 
[釈家類] 仏教 
・『出三蔵記集』 - 僧祐(南朝梁) 15巻 
・『弘明集』 - 僧祐(南朝梁) 14巻 
・『広弘明集』 - 道宣(唐) 30巻 
・『高僧伝(梁高僧伝)』 - 慧皎(南朝梁) 14巻 
・『続高僧伝(唐高僧伝)』 - 道宣(唐) 30巻 
・『宋高僧伝』 - 賛寧(北宋) 30巻 
・『法苑珠林』 - 道世(唐) 100巻 
[道家類] 道教 
・『黄帝陰符経』 - 黄帝(神代) 1巻 3章 432字 
・『老子(道徳真経)』 - 李耳(春秋) 2巻 81章 5,056字 
・『関尹子(文始真経)』 - 尹喜(春秋) 1巻 9篇 
・『文子(通玄真経)』 - 文子(春秋) 12篇 
・『亢倉子(洞霊真経)』 - 庚桑楚(春秋)・王士元(唐) 2巻 9篇 
・『列子(冲虚真経)』 - 列禦寇(春秋・戦国) 8巻 8篇 30,724字 
・『荘子(南華真経)』 - 荘周(戦国) 33篇 65,190字 
・『列仙伝』 - 劉向(漢) 2巻 
・『神仙伝』 - 葛洪(西晋・東晋) 10巻 
・『抱朴子』 - 葛洪(西晋・東晋) 8巻 70篇 
■集部 - 詩・辞・賦・文学・文芸・批評・韻文等 
[楚辞類]
・『楚辞』 - 屈原(戦国)・宋玉(戦国)・劉向(漢)・王逸(後漢)他 17巻 約34,000字 
[別集類] 個人の詩文集が主で非常に数が多いため割愛 
・『三体詩(三体唐詩)』 - 周弼(南宋) 3巻 494首 
・『唐詩選』 - 李攀竜(明) 7巻 465首 
[総集類]
・『文選』 - 蕭統(南朝梁) 60巻 760篇 
・『玉台新詠』 - 徐陵(南朝梁・陳) 10巻 
・『文苑英華』 - 李昉(北宋)他 1,000巻 
・『全唐詩』 - 彭定求(清)他 900巻 約48,900首 
・『古文真宝』 - 黄堅(南宋・元) 20巻 
・『文章軌範』 - 謝枋得(南宋) 7巻 
・『続文章軌範』 - 鄒守益(明) 7巻 
・『唐宋八大家文読本』 - 沈徳潜(清) 30巻 
[詩文評類]
・『文心雕龍』 - 劉勰(南朝斉・梁) 10巻 50篇 
・『詩品(詩評)』 - 鍾嶸(南朝梁) 3巻 
[詞曲類] 詞・曲・韻文
[白話小説] 
・『三国志演義』 - 羅漢中(元・明) 
・『水滸伝』 - 施耐庵(元・明) 
・『西遊記』 - 呉承恩(明) 
・『金瓶梅』 - 笑笑生(明) 
・『封神演義』 - 許仲琳(明) 
・『隋唐演義』 - 褚人穫(清) 
・『東周列国志』 - 蔡元放(清) 
・『儒林外史』 - 呉敬梓(清) 
・『紅楼夢』 - 曹雪芹(清) 
[その他]
・『千字文』 - 周興嗣(南朝斉・梁) 1巻 250句 1,000字 
・『三字経』 - 王応麟(南宋) 1,128字 
・『百家姓』 - 不詳(南宋) 504姓 568字 
■叢書
・『四庫全書』 - 乾隆帝(清) 約36,000冊 4部44類66属 約3,500種80,000巻 約10億字 
・『四庫全書総目提要』 - 乾隆帝(清) 200巻 
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『四庫全書』 - 乾隆帝(清) 約36,000冊 4部44類66属 約3,500種80,000巻 約10億字 
『四庫全書総目提要』 - 乾隆帝(清) 200巻 
1 経部 
1 易類
2 書類
3 詩類
4 礼類 - 周礼之属・儀礼之属・礼記之属・三礼総義之属・通礼之属・雑礼書之属
5 春秋類
6 孝経類
7 五経総義類
8 四書類
9 楽類
10 小学類 - 訓詁之属・字書之属・韻書之属
2 史部 
1 正史類
2 編年類
3 紀事本末類
4 別史類
5 雑史類
6 詔令奏議類 - 詔令之属・奏議之屬
7 伝記類 - 聖賢之属・名人之属・総録之属・雑録之属・別録之属
8 史抄類
9 載記類
10 時令類
11 地理類 - 宮殿簿之属・総志之属・都会郡県之属・河渠之属・辺防之属・山水之属・古蹟之属・雑記之属・遊記之属・外紀之属
12 職官類 - 官制之属・官箴之属
13 政書類 - 通制之属・儀制之属(典礼之属)・邦計之属・軍政之属・法令之属・考工之属
14 目録類 - 経籍之属・金石之属
15 史評類
3 子部 
1 儒家類
2 兵家類
3 法家類
4 農家類
5 医家類
6 天文算法類 - 推歩之属・算書之属
7 術数類 - 数学之属・占候之属・相宅相墓之属・占卜之属・命書相書之属・陰陽五行之属・雑技術之属
8 芸術類 - 書画之属・琴譜之属・篆刻之属・雑技之属
9 譜録類 - 器物之属・飲饌之属・草木禽魚之属
10 雑家類 - 雑学之属・雑考之属・雑説之属・雑品之属・雑纂之属・雑編之属
11 類書類
12 小説家類 - 雑事之属・異聞之属・瑣記之属
13 釈家類
14 道家類
4 集部 
1 楚辞類
2 別集類
3 総集類
4 詩文評類
5 詞曲類 - 詞集之属・詞選之属・詞話之属・詞譜詞韻之属・南北曲之属
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『論語』 孔丘弟子/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
古代中国の大古典「四書」のひとつで、孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。
人間として守るべきまた行うべき、しごく当り前のことが簡潔な言葉で記されている。
長年にわたって親しまれてきた岩波文庫版『論語』がさらに読みやすくなった改訂新版。 |
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『論語』 孔丘(門弟)/加地伸行/講談社学術文庫 …> [関連書籍]  |
孔子とその門人の言行録から成る『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、
人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典である。読むほどに胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
儒教学の第一人者の意欲的で懇切丁寧な注釈と、今にも語り出すかのような臨場感ある現代語訳。 |
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『論語物語』 下村湖人/講談社学術文庫 …> [関連書籍] |
二千年以上も経た『論語』の章句を自由自在に使って、著者の思想を物語に構成したものが本書で、
精神を後世に伝えたい一念が結晶している。孔子と弟子たちが古い衣をぬぎすて、現代に躍り出す。
その光景がみずみずしい現代語で丹念に描かれている。教育乱脈の今日の日本にとって必読の書。 |
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『孔子伝』 白川静/中公文庫BIBLIO …> [関連書籍] |
春秋の乱世にあって、「仁」による理想の徳治を説き、挫折と漂泊のうちに生きた孔子と弟子たち。
中国の歴史上屈指の偉大な哲人の残した言行は、『論語』として現在も全世界に生き続ける。
白川静が、史実と後世の恣意的粉飾を峻別し、その思想に肉薄する、画期的孔子伝である。 |
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『大学・中庸』 金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
天下国家の政治もその根本は一身の修養にあることを説く『大学』。人間の本性とは何かを論じ、
「誠」の哲学を説く『中庸』。『論語』『孟子』とともに四書の一つとされた儒教の経典。
本書では、朱子以前の古い読み方を探求して、両書の本来の意味を明らかにすることを主眼とした。 |
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『孝経 全訳注』 曾子門弟/加地伸行/講談社学術文庫 …> [関連書籍]  |
本文十八章と付篇一章から成る『孝経』は、孝道を論じた儒教の経書で、永く読み継がれてきた。
しかし、単に親への孝行を説く道徳の書ではなく、中国人の死生観・世界観が凝縮された書である。
『女孝経』『父母恩重経』など周辺資料も多数紹介・解読し、家族を重視する人間観を分析する。 |
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『孟子(上・下)』 孟軻/小林勝人/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
戦国時代の中国、百家争鳴の世に現われて、孔子の教えを軸にしつつ、独自の思想を展開した
孟軻の言行録である。彼は、人が天から与えられた本性は善であるという信念に立って、
この天から万人に等しく与えられた本性を、全面的に開花させるための実践倫理を示した。 |
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『荀子(上・下)』 荀況/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
勧学篇に始まり堯問篇に終る荀子の全思想の記録。彼は性悪説を主張し、その説くところによれば、
人間は放任すれば乱れるからその悪である性を矯正し、世の混乱を防ぐために伝統的な教え、
即ち「礼」を学ぶことが必要であるという。 広く一般に理解できるよう読み下しと口語訳とを収録。 |
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『老子』 老子/蜂屋邦夫/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と
人間についての深い洞察力によって、人生の教科書ともいうべき普遍性を持っている。
ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方は、時代を超えて人々の心に訴えかける。 |
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『荘子物語』 諸橋轍次/講談社学術文庫 …> [関連書籍] |
孔孟の教えが五倫五常を重んじ秩序を固定化するのに対して、荘子の哲学は無為自然を基本とする。
二千三百年後の今日なお、社会の各分野で『荘子』が益々注目される所以がそこにある。
変幻龍のごとしと称されるその天下の奇文を、大儒諸橋博士が縦横に説いて余すところがない。 |
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『列子(上・下)』 列禦寇/小林勝人/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
『列子』八篇は道家思想を伝える代表的な古典であるが、「杞憂」「朝三暮四」「愚公移山」など
よく知られた絶妙な寓言・寓話が多く、滋味ゆたかな説話文学の一大宝庫ともなっている。
本書は原文と訓読文に細緻な校・注を付し、さらに分りやすい現代語訳を加えた良書である。 |
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『韓非子(1)~(4)』 韓非/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
中国古代の法家思想の大成者とされる戦国末期の思想家韓非とその継承者の論著の集成。
人間とは自分の利益を追求する存在であるという非情な人間観から、歯切れのよい文章で、
法律・刑罰を政治の基礎だと説いてゆく。秦の始皇帝の法律万能の思想こそ、法家思想であった。 |
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『孫子』 孫武/浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍]  |
春秋時代の孫武が著わし、二千年以上も読み継がれた名高い古典は世界最古の兵法書として、
また人間界の鋭い洞察の書として親しまれ、今日もなお組織の統率法や心理の綾を読みとるうえで
必読とされている。 本書は、従来のテキストより千年以上も古い前漢武帝時代の竹簡文に基づく。 |
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『墨子』 墨翟/浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍]  |
春秋時代末期に墨子が創始し、戦国末まで儒家と思想家を二分する巨大勢力を誇った墨家の学団。
自己と他者を等しく愛せと説く兼愛や、侵略戦争を否定する非攻の思想を唱え独自の武装集団も
保有したが、秦漢帝国成立期の激動の中で突如、その姿を消す。 墨家の思想の全容と消長の軌跡。 |
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『諸子百家』 浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍] |
春秋戦国を縦横無尽に駆け抜けた才智と戦略、自らの理想を実現すべく諸国を巡った諸子百家。
快楽至上主義の楊朱と兼愛の戦士・墨子の思想がなぜ天下を二分するほど支持されたのか。
新出土資料で判明した老子、孫子、孔子などの実像や、鄒衍・公孫龍らの思想も興味深く説く。 |
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『春秋左氏伝(上・中・下)』 小倉芳彦/岩波文庫 …> [関連書籍]  |
『春秋左氏伝』は『春秋』の「伝」すなわち解説で、春秋時代(前七二二‐四八一)を中心とする
中国古代の史伝説話の宝庫である。中国では準経書として扱われ、我が国では古来歴史や
文学の源泉であった。その全文の格調高い現代語訳。本書には地図・系図・索引を完備。 |
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『史記列伝』 野田定男/平凡社ライブラリー …> [関連書籍]  |
『史記』のなかでも「列伝」は最も面白く人気も高い。司馬遷の屈折した思いが反映されながら、
乱世における様々な個人の姿が活写されている。策略、執念、気高さ、忠義、史書というより、
人間ドラマの書とさえ言える。列伝第二十四まで、古くから日本でも親しまれた人物が次々と登場。 |
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『戦国策 -中国の思想-』 劉向/守屋洋/徳間文庫 …> [関連書籍]  |
一躍にして一国の宰相となった幸運児。舌先三寸で国際情勢をゆさぶった縦横家・大物策士。
匕首一本にすべてを託して敵地に乗り込んだ刺客。権門に寄食し、敢然と恩義に報いる食客。
波瀾に富む戦国時代を生き抜いた男たちの、奇想天外な発想、意表をつく論理を篤と学ぶべし。 |
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『菜根譚』 洪自誠/中村璋八・石川力山/講談社学術文庫 …> [関連書籍]  |
「儒・仏・道」の三教を根幹とする『菜根譚』の真髄を体得して日常生活の指針とするため、
儒・道教の専門家と仏教、特に禅学を専攻する学者の二人が、長年に亙り原典を全面的に見直し、
これを究明し、新たに書き下ろした。 現世を生きぬく知恵と処世の極意が満載された必読の書。 |
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『春秋戦国志(上・中・下)』 安能務/講談社文庫 …> [関連書籍] |
中国故事名言の9割以上を産んだとされる春秋戦国時代はまた、国家形態の原型が造られ、
諸子百家などすぐれた思想家を輩出させた、世界的に稀有な時代でもあった。
その550年を軽妙に綴る出色の歴史物語。東周王朝成立から、秦の中国統一までを描く。 |
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『項羽と劉邦(上・中・下)』 司馬遼太郎/新潮文庫 …> [関連書籍] |
始皇帝が没し、圧政に虐げられた民衆が蜂起した秦末期から、楚漢の天下争いに揺れる中国が舞台。
勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦べただが仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか。
英雄豪傑知者愚者、あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる史記の世界を甦らせた歴史大作。 |
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『李陵・山月記 - 弟子・名人伝』 中島敦/角川文庫 …> [関連書籍] |
豊富な漢詩文の教養と鋭い人間観察をもって描き、作者の名を不朽のものにした代表作六編を
参考資料とともに収録。李陵・蘇武・司馬遷らを描く「李陵」、才人・李徴の人虎伝「山月記」、
孔子の弟子・子路の生涯「弟子」、『列子』から弓の達人「名人伝」、『西遊記』から「悟浄」。 |
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『小説十八史略(1)~(6)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍] |
『十八史略』は元の曾先之によってまとめられた歴史書で、三皇五帝のから南宋まで約三千年の
歴史を扱った中国通史である。十八の正史、司馬遷の『史記』にはじまり、『漢書』、『後漢書』、
『三国志』など、激動の時代に生まれた英雄豪傑たちが織りなす人間模様を活写した超大作。 |
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『中国の歴史(1)~(7)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍] |
中国の歴史は奥深い。諸子百家が輩出した群雄割拠の春秋戦国時代、秦の統一、項羽と劉邦、
数多の英雄が登場し、やがて消え去る。―覇権を争い、権謀術数の渦巻く滔々たる時の流れを、
豊かな史料から再考察し、著者の祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。 |
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『史記(1)~(11)』 横山光輝/小学館文庫 …> [関連書籍] |
春秋五覇、戦国七雄、始皇帝、項羽、劉邦、武帝……。 数多の英雄・豪傑たちが次々に登場して、
ダイナミックに展開する古代中国の歴史書『史記』。 司馬遷が精根こめて著した世界的な歴史書を、
巨匠・横山光輝がコミック化した名作が文庫版で登場! 『項羽と劉邦』の後、功臣たちの運命は? |
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『項羽と劉邦(1)~(12)』 横山光輝/潮出版社 …> [関連書籍] |
酒好き、女好き、なまけ者の劉邦。しかしなぜか人望を集め、彼の周りは人だかりができていた。
一方、その頃豪腕・項羽は叔父の項梁とともに会稽を占領し、一足早く打倒秦の旗揚げをした!
抜山蓋世の豪傑・項羽。すこぶる度量の大きい劉邦。若き獅子たちの歓喜のドラマが、いま始まる! |
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『中国古典名言事典』 諸橋轍次/講談社学術文庫 …> [関連書籍] |
厖大な中国の古典のなかから4,800余を精選、簡潔にして分かりやすい解説を付した名言名句集。
どの章句にも古典の英知・達人の知恵・人間のドラマが宿っており、人生の指針にみちている。
激動の時代を生きる現代人が座右に置いて、あらゆる機会に再読・三読すべき画期的な辞典である。 |
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