諸子百家争鳴 - 中国古典思想の世界 - 論語/孔子/孟子/大学/中庸/荀子/老子/荘子/列子/韓非子/孫子/墨子/史記
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 ■史記年表
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 『史記(8) 「史記」小事典』 司馬遷/久米旺生・竹内良雄・丹羽隼兵/徳間文庫 …> [関連書籍]
 徳間書店版『史記』全八巻、堂々の完結。 最終巻は、充実無比の『史記』小事典である。
 全百三十巻の全容がわかる各巻概要、二百八十余項にもおよぶ珠玉の故事名言集。
 著名登場人物の小伝、関連年表、関連地図、さらに「五帝本紀」など二十七の世系表を収録。
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 ■史記年表について
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 本年表は、『史記(8) 「史記」小事典』(徳間文庫)の「『史記』関連年表」、「夏商周年表」その他を参考に作成。
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 ※特に周朝の成立年について、『「史記」小事典』では「前1066年」のこととされているが、その後、中華人民共和国の
  国家プロジェクトである、夏商周断代工程の「夏商周年表」に於て、「前1046年」の出来事と断定されたことから、
  この前後の関連事項(前1071 紂王、妲己を寵愛する~前1043 武王没まで) について意図的に20年繰り下げた。

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 参照:『漢書』 古今人表

 
史記年表
時代 紀元前 事項     
神話 2550  黄帝、顓頊、嚳、堯、舜と呼ばれる五帝が支配した伝説の時代(~前2140年)
2144  禹、治水に成功し、天子の位につく 夏、始まる(木徳・青・東)
1711  湯、諸侯を率いて夏の桀王を殺し、天子の位につく 殷、始まる(金徳・白・西)
1071  紂王、妲己を寵愛する
1070  伯夷・叔斉、このころ周に往く
1068  西伯昌(周の文王)、羑里に幽閉される
1056  周の文王没
1047  比干殺され、箕子捕らわれ、微子殷を去る
1046  周の武王、太公望・周公旦・召公奭らと殷を討つ 紂王自殺 周(西周)、始まる(火徳・赤・南)
1045  (~1006年)魯、燕、衛、晋、曹、蔡、呉、陳、宋、斉、楚の諸侯、成立
1043  武王没 成王即位し、周公旦が摂政となる
   周公旦を疑い、紂王の子武庚と、周公の兄弟 菅叔鮮・蔡叔度が反乱を起こす(三監の乱)
841  『史記』十二諸侯年表、この年より始まる
779  幽王、褒姒を娶り、政事乱れる
771  幽王、犬戎に殺される 諸侯、平王を擁立

770  平王、雒邑(洛陽)に遷都 東周、始まる(~前256年) 秦、諸侯に列せられる
   このころより、諸侯間及び諸侯国内の抗争しだいに激化







772  魯国編年史『春秋』の記載始まる 春秋時代始まる(~前481年) 鄭の荘公、共叔段の乱を平定
719  衛の州吁、桓公を弑す 衛人、州吁を濮に殺す
717  鄭の荘公、陳を破る
714  鄭、大いに北戎を破る
712  鄭の荘公、許に入り、宋を破る
707  周の桓王、鄭を討ち大敗 楚の熊通、王号を冒し、武王と称す(前704年説あり)
694  斉の襄公、魯の桓公を殺す
686  公孫無知、斉の襄公を弑す 管仲、公子糾とともに魯に奔る
685  斉の雍廩、公孫無知を殺し公子小白(桓公)を立てる 管仲を宰相に迎える
681  魯の曹沫、斉の桓公を脅して失地を回復する
679  斉の桓公、斉・宋・陳・衛・鄭の諸侯と甄で会盟し、覇者を称す
667  斉の桓公、周王より伯(覇者)を賜る
666  晋の驪姫、その子奚斉を立てんとし、公子申生・重耳・夷吾を逐う
660  魯の慶父、湣公を弑す 季友、釐公を擁立して慶父を殺す これより魯の三桓氏興る
655  晋の献公、太子申生を殺す 公子重耳(のちの文公)、狄へ逃げる
651  斉の桓公、諸侯を葵丘に会し、桓公の覇業成る
645  晋の繆公、夷吾を帰国させる(晋の恵公) 斉の宰相管仲没
643  斉の桓公没
639  宋の襄公、覇者たらんとして諸侯を会するも楚に捕らわれのち許される
638  宋の襄公、楚と泓水に戦って敗れ(宋襄の仁)、翌年死す
636  晋の公子重耳、亡命19年ののち即位(文公)
632  晋の文公、楚を城濮に破り(春秋五大戦の一)、周王を迎え、践土に会盟して覇者となる
628  晋の文公没
627  晋の襄公、秦を殽に破る(春秋五大戦の二)
624  秦の繆公(穆公)、西戎に覇をとなえる
621  秦の繆公没
618  楚、鄭・陳を討ち、和解す
617  楚、宋を討たんとし、和議なる
615  晋、秦を河曲に破る
608  晋、陳・宋を救って鄭を討つ
607  晋の趙盾、霊公を弑す
606  楚の荘王、陸渾の戎を討ち、周の大夫 王孫満に「鼎の軽重」を問う
600  このころ 老子生まれる(伝説)
599  陳の大夫 夏徴舒、霊公を弑す
598  楚の荘王、陳を討って夏徴舒を殺し、夏姫を楚につれもどす
597  楚の荘王、晋を邲に破り、覇者となる(春秋五大戦の三)
591  楚の荘王没
589  晋、魯・衛・曹を率いて、斉を鞍に破る(春秋五大戦の四)
588  晋、六軍を作る
579  宋の華元の斡旋で晋・楚の和平なる(第一次和平)
575  晋、楚・鄭を鄢陵に破る(春秋五大戦の五)
551  孔子(孔丘)、魯に生まれる(公羊伝・穀梁伝では前552年)
546  宋の向戌の提唱で、晋・楚・秦以下13ヵ国間に和平なる(第二次和平) 以後、40年間、休戦
542  このころ 子路(仲由)生まれる
537  魯の三桓氏、国軍を三分して私軍とす
536  鄭の宰相 子産、中国最初の成文法「刑書」を鼎に鋳る
535  このころ 孫子(孫武)生まれる
522  楚の平王、伍奢とその子伍尚を殺す 伍尚の弟 伍員(伍子胥)、呉に奔る
521  このころ 顔回(顔淵)生まれる
520  このころ 子貢(端木賜)生まれる
517  魯の昭公、三桓氏に攻められ、斉に亡命 孔子、斉に往く
515  呉の公子光(闔廬)、王僚を弑して立つ
511  呉、伍子胥の計を用いて楚を侵す
506  呉、柏挙に楚を破り、呉軍、楚都郢にはいる 斉の晏嬰没
505  越、呉を侵す 楚の申包胥、秦軍の救援を得て楚を救う 呉、敗退す
   魯、季桓氏の家臣陽虎の専制始まる このころ、陽虎、孔子を招聘
   このころ 曾子(曾参)生まれる
500  魯、斉と夾谷に会盟し、孔子随行す
498  孔子、魯を去る(14年後、帰国)
496  呉王闔廬(闔閭)、越王句践(勾践)と戦い敗死
494  呉王夫差、句践を会稽に破る(会稽の恥)
489  このころ 顔回没
484  呉王夫差、斉を艾陵に破る 伍子胥、夫差より死を賜り自殺
   孔子、諸国遊歴の末、魯に帰国
483  このころ 子思(孔伋)生まれる
482  呉王夫差、黄池で覇権を争う間に、越王句践が呉に侵寇 呉、大敗す
481  魯、麒麟を捕獲 孔子『春秋』を整理 春秋時代終わる







480  衛の蒯聵、出公を追放し、即位(荘公) 孔子の弟子子路、敗死す
479  孔子死す 享年73
478  越王句践、呉を笠沢に破る 楚、陳を滅ぼす
473  越王句践、呉を滅ぼして覇者となる
468  このころ 墨子(墨翟)生まれる
465  越王句践没
453  韓・魏・趙の三氏、智伯を滅ぼし、地を三分す これより三晋興る 戦国時代の起点(1)(~前221年)
447  楚の恵王、蔡を滅ぼす
435  このころ 曾子没
424  魏の文侯、即位 これより魏、盛んとなる






403  周の威烈王、韓・魏・趙を諸侯に列す 戦国時代の起点(2)(~前221年)
402  このころ 子思没
397  聶政、韓の宰相侠累を刺殺
390  このころ、墨子、魯の陽文君に説く
387  魏の文侯没し、将軍呉起、楚に奔って相となる
386  斉の田和、諸侯に列せられ、田斉始まる
384  秦、殉死を禁止
381  楚の悼王没し、呉起、楚の貴族に殺される
376  三晋、晋君静公を廃し、地を分割 晋滅ぶ
   このころ 墨子没
375  韓、鄭を滅ぼし、新鄭に遷都
372  このころ 孟子(孟軻)生まれる
369  このころ 荘子(荘周)生まれる
367  趙・韓、周を攻略、これより 西周・東周に分裂
359  秦の孝公、商鞅を左庶長に任じ、変法を行う(『史記』六国年表では前356年)
357  このころ斉の稷下の学、起こる
351  申不害、韓の宰相となる
350  秦、咸陽に遷都、郡県制を布き、農地改革を断行し、度量衡を定める
341  斉の将軍田忌・田嬰、孫臏の計により魏軍を馬陵に破る 魏の将軍龐涓自殺、公子申、虜となる
340  秦の商鞅、魏軍を破り、商に封じられる
338  秦の孝公没し、商鞅、車裂きの刑に処される
334  魏の恵王、恵施の策を用いて斉の威王と徐州に会し、ともに王を称す 楚、越を滅ぼす
333  このころ蘇秦の合従策成り、蘇秦六国の宰相となる
332  このころ蘇秦、趙を去り、合従崩れる
328  張儀、秦の相となる
325  秦の恵文君、王を称す
323  韓・燕、それぞれ王を称す
322  張儀、秦の相を免ぜられ、魏の宰相となる
318  魏・趙・韓・楚・燕の五ヵ国、合従して秦を討ち、敗北
316  秦、蜀を滅ぼす
313  張儀、楚の相となる
   このころ 荀子(荀況)生まれる
312  楚の懐王、秦を討って大敗し、漢中を取られる 斬首八万
309  秦、初めて丞相職を設け、樗里疾・甘茂を右丞相、左丞相に命ず 張儀没
307  趙の武霊王、「胡服騎射」を実施
299  秦、楚の懐王を捕う 秦の昭王、斉の孟嘗君を相に招く
298  孟嘗君、秦より斉に逃げ帰り、相となる 趙の恵文王、公孫勝を平原君に封じる
296  斉・韓・魏の三国、秦の函谷関に攻め入り、秦、和を求む 趙、中山を滅ぼす
295  趙の公子成・李兌、主父(武霊王)を包囲し、主父餓死す
293  秦将白起、韓・魏の連合軍を伊闕に破り、斬首二十四万
289  このころ 孟子没
288  秦の昭王、西帝と称し、斉の湣王、東帝と称するも、二ヵ月後、王号にもどす
286  斉、宋を滅ぼす
   このころ 荘子没
284  燕・秦・趙・韓・魏の五国、斉を討つ 燕将楽毅、斉都臨淄に攻め入る 稷下の学者離散
280  秦将白起、趙を討ち、斬首三万
279  秦の昭王、趙の恵文王と澠池に会す
   燕の昭王没し、楽毅、趙に奔る 斉の田単、失地七十数城を一挙に回復 孟嘗君没
   このころ稷下の学再興し、荀子、祭酒となる
278  秦将白起、楚を討ち、楚都郢を抜く 楚、陳に遷都
277  白起、武安君に封ぜられる
276  魏の公子無忌、信陵君に封ぜられる
270  趙の将軍趙奢、秦軍を閼与に迎えて大破す
266  秦の昭王、相国魏冉を罷免し、范雎を丞相として応侯に封ずる
262  楚の考烈王即位し、黄歇を春申君に封ずる
261  趙・秦の両軍、長平に戦う
260  趙の孝成王、廉頗を罷免し趙括を起用 秦将白起、趙軍を長平に大破し、降卒四十万余を穴埋めにす
259  嬴政(始皇帝)生まれる
257  秦の昭王、白起を殺す 秦、趙の都邯鄲を包囲 魏の信陵君・楚の春申君、趙を救う
256  秦、西周を滅ぼす 周の赧王没して、事実上、周、滅ぶ



   劉邦生まれる
255  秦の昭王、范雎を罷免す
254  魏の安釐王、国を秦に委ねる
249  秦の昭王、呂不韋を相国とする 楚、魯を滅ぼす 秦、東周を滅ぼし、周、完全に滅ぶ
247  秦、魏を討つ 魏の信陵君、五ヵ国の軍を率いてこれを破る
246  秦王政(始皇帝)即位 呂不韋、幼君政にかわって執権
243  信陵君没
241  趙・楚・魏・燕・韓の五ヵ国、合従して秦を攻め、函谷関に敗れる
238  秦の長信侯嫪毐、反乱を企てて失敗 楚の李園、春申君を殺す
   このころ 荀子没
237  呂不韋、相国を免じられ、李斯、用いられる
235  呂不韋自殺
233  韓、韓非子(韓非)を使者として秦に派遣 韓非、獄中で毒をあおぐ
232  項羽生まれる
230  秦、韓を滅ぼす
228  秦、趙を滅ぼす 趙の公子嘉、代に逃れ、自ら立って代王となる
227  燕の太子丹、荊軻をして秦王を刺殺せんとして失敗 秦、燕を伐つ
225  秦、魏を滅ぼす
224  秦、二十万をもって楚を攻め、楚の将軍項燕を殺す
223  秦、六十万をもって楚を攻め、楚、滅ぶ
222  秦、燕を滅ぼす 秦、代を滅ぼし、趙、完全に滅ぶ
221  秦、斉を滅ぼし、秦の天下統一成る 秦王政、始皇帝と称す 秦、始まる(水徳・黒・北)
   李斯を丞相とし、郡県制を実施 十月を歳首とする
220  始皇帝、第一回巡幸
219  始皇帝、第二回巡幸 泰山に封禅の儀式を行う
218  始皇帝、第三回巡幸 張良、博浪沙で始皇帝を襲撃、失敗に終わる
215  始皇帝、第四回巡幸 方士盧生をして仙薬・仙人を求めしむ 将軍蒙恬、匈奴を伐つ
214  万里の長城の建設始まる
213  禁書令出る(医薬・卜筮・農業関係の書は除外 いわゆる「焚書」)
212  阿房宮及び驪山の陵墓の造営始まる 儒生四百六十余人を穴埋めにする(いわゆる「坑儒」)
210  始皇帝、第五回巡幸中、沙丘で死去 末子胡亥(二世皇帝)即位 始皇帝を驪山に葬る
209  陳勝・呉広、大沢郷に挙兵 劉邦、沛に挙兵 項梁・項羽、呉に挙兵 田儋、斉に挙兵
208  陳勝・呉広、敗死 項梁、定陶に敗死
207  項羽、鉅鹿に秦軍を破り、諸侯を掌握
   李斯、趙高の讒言により刑死 趙高、二世皇帝を弑殺、子嬰を立てる 秦王子嬰、趙高を殺す
206  秦王子嬰、劉邦に降り、秦、滅ぶ


   劉邦、法三章を約す
   項羽と劉邦、鴻門に会す
   項羽、咸陽に入り、子嬰を弑し、宮殿を焼く
   項羽、懐王を立てて義帝とし、劉邦以下十八人を諸侯王に封ずる
   項羽の論功行賞に不満の諸侯、反旗を挙げる 漢の高祖元年
205  劉邦、韓信の計をいれ、漢中から出て、三秦を平定 楚・漢の戦い始まる 項羽、義帝を弑す
   劉邦、諸侯の軍五十六万を率いて楚都彭城を攻め、大敗す
204  韓信、趙を破る 項羽、滎陽・成皋を抜く 劉邦、関内に逃れる
203  韓信、斉を破る 項羽と劉邦、広武で対戦 項羽と劉邦、天下を鴻溝で二分し、東を楚、西を漢とする
202  劉邦、協約を破って項羽を攻め、垓下に包囲 項羽、烏江で自刎す
   漢の天下統一 劉邦、皇帝の位(高祖)につく 漢、始まる(土徳・黄・中央)
201  高祖、楚王韓信を淮陰侯に降格 叔孫通、漢の朝儀を制定
200  高祖、自ら韓王信を伐ち、平城で匈奴の軍に七日間包囲される
196  淮陰侯韓信、誅殺される 梁王彭越、反逆のかどで誅殺される
195  黥布、叛乱し敗死 高祖劉邦没 恵帝立つ
194  呂后、趙王如意とその母戚夫人を殺す
193  蕭何没
191  秦の「挟書律」を撤廃
190  曹参没
189  樊噲没
188  恵帝没 呂后の専権始まる
187  呂氏一族、王に封ぜられる
186  張良没
180  呂后没 丞相陳平、大尉周勃ら呂氏一族を討ち、文帝を立てる
178  陳平没
174  淮南王長、謀反し蜀に遷されて死亡
157  文帝没 景帝立つ
155  晁錯、御史大夫に昇る 中央集権策として諸侯の領地削減を進言
154  呉楚七国の乱起こり、周亜夫、これを平定 晁錯、刑死
145  司馬遷、生まれる(一説には前155年)
141  景帝没 武帝立つ
140  建元元年、建元は最初の年号 武帝、賢良方正・直言極諌の士を挙げ、董仲舒を得る
138  このころ 張騫を大月氏に派遣する
136  五経博士を置く(儒学の国教化)
134  董仲舒の進言により、郡国から孝廉の士ひとりを選挙
133  武帝、方士を遣わし、神仙を求む 韓安国を護軍将軍とし、匈奴を誘殺せんとして失敗
130  張湯ら、律令を定め、「見知の法」を作る 武帝、陳皇后を廃す
129  匈奴、上谷に入寇、将軍衛青・李広らこれを討つ
128  李広、右北平太守となる
126  張騫、西域より帰る
124  公孫弘、丞相となる 博士に弟子五十人を置く 汲黯、右内史となる
122  張騫を再び西域に派遣(一説に前119年) 淮南王安・衛山王賜、謀反を企てて誅殺される
121  将軍霍去病、匈奴を討ち、祁連山にいたる 匈奴渾邪王、投降す
115  桑弘羊、大農丞となる 均輸の官を置き、物価を統制 郡国の鋳銭を禁止
   張騫、帰国し、西域と初めて通じる
110  武帝、北巡し、泰山で封禅を行う 桑弘羊、平準法を施行し、物価の安定をはかる
108  朝鮮を平定し、楽浪など四郡を置く
104  建章宮を造営 太初暦を作成し、一月を歳首とする
101  蘇武、匈奴に使いし、捕らえられる
99  李広利、匈奴を討つ 別働隊の将李陵、破れて捕虜となる
   司馬遷、李陵を弁護したため、宮刑に処せられる
96  司馬遷、大赦により出獄し、中書令となる
92  巫蠱の事件起こる このころ『史記』完成
91  巫蠱事件により、戻太子の反乱事件起こる 衛皇后及び戻太子自殺
   司馬遷の友人任安、連座して死刑の判決を受ける
90  李広利、匈奴に降る
87  武帝没 昭帝立つ
86  司馬遷死す(異説あり)
   
 
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 ■参考書籍
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  孟子曰く「古人の糟粕? 私なら古人の著書を読み尚友とするけどねw」
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 『史記(1)~(8)』 司馬遷/小竹文夫・小竹武夫/ちくま学芸文庫 …> [関連書籍] 
 西漢の司馬遷が著した中国最初の正史『史記』は、古代中国の社会と人間を生きいきと描きだし、
 日本でも広く親しまれてきた。 歴代帝王の系譜である「本紀」、諸侯の興亡を伝える「世家」、
 そして乱世を駆け抜けた人間を描く「列伝」。 本書は古と今をつなぐ、全人類共通の財産といえる。
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 『史記列伝(1)~(5)』 司馬遷/小川環樹・今鷹 真・福島吉彦/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 中国最初の史書『史記』の最後にこの七十の列伝が置かれている。宰相、武将、循吏、酷吏、刺客、
 司馬遷は貴賤を問わず「正義を保持し、ひとに屈せず、機を失わずして世にあらわれた人々」をとりあげ、
 それぞれにしたたかなこれらの人間の生きざまを、躍動する筆致で描き、史記の世界像を構成する。
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 『史記列伝』 野田定男/平凡社ライブラリー …> [関連書籍] 
 『史記』のなかでも「列伝」は最も面白く人気も高い。司馬遷自身の屈折した思いが反映されながら、
 乱世における様々な個人の姿が活写されている。策略、執念、残酷さ、気高さ、忠義、史書というより、
 人間ドラマの書とさえ言える。列伝第二十四まで、古くから日本でも親しまれた人物が次々と登場。
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 『史記(8) 「史記」小事典』 司馬遷/久米旺生・竹内良雄・丹羽隼兵/徳間文庫 …> [関連書籍]
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 『春秋左氏伝(上・中・下)』 小倉芳彦/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 『春秋左氏伝』は『春秋』の「伝」すなわち解説で、春秋時代(前七二二‐四八一)を中心とする
 中国古代の史伝説話の宝庫である。中国では準経書として扱われ、我が国では古来歴史や
 文学の源泉であった。その全文の格調高い現代語訳。本書には地図・系図・索引を完備。
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 『戦国策 -中国の思想-』 劉向/守屋洋/徳間文庫 …> [関連書籍] 
 一躍にして一国の宰相となった幸運児。舌先三寸で国際情勢をゆさぶった縦横家・大物策士。
 匕首一本にすべてを託して敵地に乗り込んだ刺客。権門に寄食し、大事には敢然と恩義に報いる食客。
 波瀾に富む戦国時代を生き抜いた男たちの、奇想天外な発想、意表をつく論理を篤と学ぶべし。
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 『春秋戦国志(上・中・下)』 安能務/講談社文庫 …> [関連書籍]
 中国故事名言の9割以上を産んだとされる春秋戦国時代はまた、国家形態の原型が造られ、
 諸子百家などすぐれた思想家を輩出させた、世界的に稀有な時代でもあった。
 その550年を軽妙に綴る出色の歴史物語。東周王朝成立から、秦の中国統一までを描く。
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 『項羽と劉邦(上・中・下)』 司馬遼太郎/新潮文庫 …> [関連書籍]
 始皇帝が没し、圧政に虐げられた民衆が蜂起した秦の末期から、楚漢の天下争いに揺れる中国が舞台。
 勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦べただがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか。
 英雄豪傑知者愚者、あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる『史記』の世界を甦らせた歴史大作。
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 『小説十八史略(1)~(6)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍]
 『十八史略』は元の曾先之によってまとめられた歴史書で、三皇五帝のから南宋まで約三千年の
 歴史を扱った中国通史である。十八の正史、司馬遷の『史記』にはじまり、『漢書』、『後漢書』、
 『三国志』など、激動の時代に生まれた英雄豪傑たちが織りなす人間模様を活写した超大作。
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 『中国の歴史(1)~(7)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍]
 中国の歴史は奥深い。諸子百家が輩出した群雄割拠の春秋戦国時代、秦の統一、項羽と劉邦、
 数多の英雄が登場し、やがて消え去る。―覇権を争い、権謀術数の渦巻く滔々たる時の流れを、
 豊かな史料から再考察し、著者の祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。
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 『李陵・山月記 - 弟子・名人伝』 中島敦/角川文庫 …> [関連書籍]
 豊富な漢詩文の教養と鋭い人間観察をもって描き、作者の名を不朽のものにした代表作六編を
 参考資料とともに収録。李陵・蘇武・司馬遷の運命を描く「李陵」、才人・李徴の人虎伝「山月記」、
 孔子の弟子・子路の生涯「弟子」、『列子』から弓の達人「名人伝」、『西遊記』から「悟浄」二作。
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 『新書漢文大系 蒙求』 李瀚/徐子光/早川光三郎/明治書院 …> [関連書籍]
 唐の李瀚が子供たちのために596句からなる歴史教訓歌を作ったが、これをもとに宋の徐子光が
 補注を加えるなどしてまとめたものが『蒙求』である。主要な漢籍に散見される故事成句は、
 ほとんどこの一書に盛られており、著名な人物の言行を取り上げている。現代にも通じる人生訓。
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 『史記(1)~(11)』 横山光輝/小学館文庫 …> [関連書籍]
 春秋五覇、戦国七雄、始皇帝、項羽、劉邦、武帝……。 数多の英雄・豪傑たちが次々に登場して、
 ダイナミックに展開する古代中国の歴史書『史記』。 司馬遷が精根こめて著した世界的な歴史書を、
 巨匠・横山光輝がコミック化した名作が文庫版で登場! 『項羽と劉邦』の後、功臣たちの運命は?
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 『項羽と劉邦(1)~(12)』 横山光輝/潮出版社 …> [関連書籍]
 酒好き、女好き、なまけ者の劉邦。しかしなぜか人望を集め、彼の周りは人だかりができていた。
 一方、その頃豪腕・項羽は叔父の項梁とともに会稽を占領し、一足早く打倒秦の旗揚げをした!
 抜山蓋世の豪傑・項羽。すこぶる度量の大きい劉邦。若き獅子たちの歓喜のドラマが、いま始まる!
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 『中国古典名言事典』 諸橋轍次/講談社学術文庫 …> [関連書籍]
 厖大な中国の古典のなかから4,800余を精選、簡潔にして分かりやすい解説を付した名言名句集。
 どの章句にも古典の英知・達人の知恵・人間のドラマが宿っており、人生の指針にみちている。
 激動の時代を生きる現代人が座右に置いて、あらゆる機会に再読・三読すべき画期的な辞典である。
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