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第2回口頭弁論 |
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平成16年(ワ)第999号 未払賃金請求事件
第2回口頭弁論
原告 金時 貢
被告 株式会社 丸得システム・プランニング
被告代理人 天佑 神助弁護士
帝国地方裁判所 第3法廷兼審尋室
昨日、やっと被告の準備書面(1)が届いた。
遅い、遅すぎる。期日まで1日しかない…
被告側は、速やかな解決を望んでいないとしか思えない。意図的に反論させない気だろうか?
徹夜し、躍起になり書き上げた原告第1準備書面を携え、初雪の降る中、裁判所へ出頭する。
被告代理人は出頭せず、弁護士事務所から電話会議で参加するとのこと。
被告側は、準備及び事実調査が間に合わないとの理由で期日を延ばしたかったらしい。
裁判所が無理やりに説得し、この口頭弁論の場を設けてくれたと聞かされた。
午前10時、丸テーブルの置かれた第3法廷兼審尋室で電話会議による審議が始まる。
裁判官 「被告側は、現在調査中の事項が多いのですが、何とかなりませんか?」
弁護士 「‥正直、こちらも手を焼いております…」
裁判官 「できるだけ急いでください」
弁護士 「‥何分にも、前のことで、なかなか個別の立証が難しいもので…」
裁判官 「タイムカードの打刻時間は認めるのですか?」
弁護士 「はい、それは認めます。こちらは明らかに説明のつく事項を見つけます」
裁判官 「いつまでに終えられそうですか?」
弁護士 「1月中には何とか…」
裁判官 「急いで準備書面を用意してください。次回は2月3日10時30分に開廷します」
裁判官は、事実調査の遅さにあきれている様子。 的確な指摘は聞いていて痛快だった。
代理人は苦戦している様ですね。 さすがに不正だらけで困ってますとは言えないか。
非常に感じの良い老年(?)の弁護士先生で、声を聞くだけでも誠実さが伝わってくる。
書記官に今後の進行について尋ね、原告の第1準備書面を提出し退廷する。
※もう、圧倒的に原告が有利なのは、被告の準備書面(1)を読んだ時点で分かっていました。
主張・反論が苦しい苦しい。 原告側は次回以降も書証をもって追及していきます。
会社の存続に係わる様な書証を公開される前に、諦めて事実を認めてください。
「被告 準備書面(1)」へ進む …>
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